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お返事と妄想自堕落日記
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いやはや、2011年は本当に色々な事がありましたね。私自身にも心に残ることがいくつか。

でも悲しい事ばかりに囚われることのない(それが強さか愚鈍さか、救いか罪かはわからないけれど)のが人間だと思いますので、新しい年に向かって気持ちを新たに過ごしていきます。

こちらじゃすっかり開店休業で中々書きに来られませんが、ぼちぼちマイペースに続けていこうと思いますので、お暇な時にでもまた覗きに来てやってくださいね^^

皆さまが穏やかに年を越して、幸福な新年を迎えられますように。


続きは久々のGSやらそうでないのやら。小ネタ。
・GSシリーズ

【佐伯主】

「うわー!佐伯くんの年賀状、かっこいいね!」
「わっ!バカ見るなよ!せっかく新年に驚かせようと思ったのに」
「それにしても…すごく凝ってて、かっこいいね。今年はいつもより力入ってる?海のモチーフじゃないし…」
「ま、まぁな。だって、今年は辰年だからな」
「?それって何か関係あるの?」
「あるだろ!だって、お前、辰なんだぞ?ドラゴンだぞ?」
「えっ、うん。それはそうだけど…」
「やっぱり、カッコよくしなきゃだめだろ、ドラゴンなんだからな」
「…(何か、佐伯くん楽しそう…)」



【志波主】

「ごめんね、せっかく来てもらったのにお掃除の手伝いなんて…」
「別に構わない。こういうのは良くやるからな」
「電球替えるの?」
「ああ。家でやらされる」
「そっかぁ、志波くん、背が高いもんね」
「…お前じゃ届かないだろうな?」
「…それは、まぁ…このままじゃ届かないけど」
「…大丈夫だ。これからは俺が替えてやる」
「本当?でも悪いよ、年末に」
「いい。俺がやる。他のヤツにはさせねぇ」
「そ、そう…?(志波くんどうしてそんな拘るのかな?)」



【紺野主】

「うーん…」
「どうしたんですか、先輩」
「この時期にはいつも悩むんだ…」
「…もしかして進路の事ですか…?」
「ん?いや違うよ、テレビの話」
「…てれび?」
「家族は紅白を見たがるんだけど…、僕は「笑ってはいけない」を見たいんだよなぁ…」
「…はぁ…」
「でも、紅白が嫌いというわけじゃない、むしろそれはお正月らしくていいと思うし、裏番組も常に面白いわけではないしね」
「…そうなんですね」
「でも、掛け持ちで見ていると結局はどちらも見どころを逃してしまうと思って片方は録画するけど、何だかそこまでして見るものでもないかなぁとか…うーん悩むなぁ…」
「どうしたらいいんでしょう…?」
「君でもわからない?だよね…悩むよねこれは…」
「………付き合いきれんから俺は帰る」



・オリジナル
【三木さんと矢代兄】

「ったく、この年末に!仕事帰りに屋台で蕎麦すするなんて!しかも部下と」
「いいじゃないですか、たまには」
「たまには、って、去年もそうだった気がする。去年も同じ屋台だった気がする!」
「だって、ここのおそば美味しいって言ってたじゃないですか、千紘さん」
「うん、ここのお蕎麦は好き。…ちょっと、名前呼びはやめてって言ったでしょ」
「じゃあ、趣向を変えて違う店を予約すればよかったですか?お洒落なイタリアンとか、ああフレンチでもいいですね、千紘さんワイン呑むし」
「冗談やめてよ、この年末に。年越しは蕎麦と決まっているの!浮かれてイタリアンなんて、恋人同士でもないのに」
「恋人同士ならいいんですか?」
「そんな恋人、こっちから願い下げ」
「言うと思った。だからお蕎麦でいいじゃないですか」
「そういう君は、いい加減恋人をきちんと作って、イタリアンでもフレンチでもラブホでも行けばいいじゃない」
「俺だって、そんな恋人願い下げです」
「嘘ばっかり、候補はたくさんいるくせに」
「嘘じゃないですって。…ま、来年は恋人同士で蕎麦すするのが目標ですけど」
「…え?何か言った?」
「いえいえ、こっちの話」



【三木くんと藤枝さん】

「突然ごめんね。家に押しかけちゃって」
「う、ううん。びっくりしたけど…」
「でも、ういちゃんにはきちんと年末のご挨拶をしなきゃと思っていたので」
「そ、そう?(みきくんってそういうのきちんとしたいタイプなんだ?)」
「…あと、もう一つ。年が明けたら、俺、ういちゃんにすぐメールするね?」
「えっ、うん。ありがとう」
「だから、ういちゃんも俺に一番にメールしてね。…というのを言っておかないと思って」
「…それこそ、メールくれれば良かったのに」
「ううん、ちゃんと言いたかったんだ。こういう事はきちんと顔を見て伝えなくちゃ忘れちゃうから」
「わ、わたし、みきくんに言われたこと、忘れたりしないよ?」
「うん、知ってる。…どちらかと言えばただ会いたかっただけ」
「え…えっ?」
「それだけ。じゃあ、帰るね。ばいばい、良いお年を」



・GSぱろでぃ
【赤城主(ぼくうみ)】

「とうとう、君と年を越す事になるね」

我ながら、とんだ皮肉だなと赤城は内心苦笑する。自分が皮肉を言う度、彼女は困ったような傷付いたような表情を浮かべ、でもそれを必死に押し隠すという一連の動きをする。以前はもっと冷めた目でそれを見た。どうせすぐに諦めて逃げだすに違いないと思っていたのに、思わぬ強情さで彼女はこの家に居座った。「行くところがない」と言い張って。

「…帰ってこなくてもいいと、言われたので。こちらで、お世話になりなさいと」

小さな声でやっと返事をする彼女の姿に、今ではずっと罪悪感を覚える。歪んだ、甘やかな優越感も。

「…別に、君がここに居るのが嫌だとか、そういうんじゃないぜ?それは君の自由なんだから、好きにすればいいけれど」

こんな風に言葉を重ねるのは無駄なことだと思う。でも、やっぱり黙っているわけにはいかなかった。
とうとう、一緒に年を越してしまった。でも、心のどこかで彼女がここに居る事を選んだこと(それ以外の選択肢がないということ)にほっとしている。
たぶん、簡単な事だ。この重苦しい後悔から解放されるにはどうすればいいか。でも、それは選べない。何故出来ないのか、もう自分でもよくわからない。

「…そんな風に、仰らないで」

彼女は一雪の言葉に緩く首を振り、それから、それでも彼女はふわりと笑った。

「私は、こうして一雪さんに出会えたことに感謝していますから」
「…本当に、君ってお人好しなんだな」
「もちろん…一雪さんの仰りたいこともわかっています。でも、私は、…ここに居られる事が嬉しいんです」

彼女の言葉はひどく純粋で、その分一雪は自分が惨めなように思えた。自分のことばかりだ、いつも、自分が傷付かない為に周りを、彼女を傷つけているような気がする。

「…ごめん」
「?…何がです?」
「いや、別に。何でもないよ」

きょとんと自分を見上げる彼女に、一雪は笑い掛けた。上手く出来た自信はない。

「来年は、良い年になるといいね」
「…そうですね」

(来年は、君が幸せになれる年でありますように)

心の中でだけ、一雪は呟いた。


…その時には、彼女は自分の傍にはいないかもしれないけれど。





何でこんな拗れてんのかは、本編をお待ちください、としか言いようがない。
ところであれですね、私は背景描写とか、状況描写というものを忘れてしまったようだね。







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