お返事と妄想自堕落日記
何もやる気にならない…だ、誰かオラにやる気を分けてくれ!!
上の記事に関しまして、ご質問頂きました回答を追記させて頂きましたので、どうぞご確認くださいませ。
お言葉、ありがとうございました!
特に書くことも無いので(ニットの脇に穴開いてるのを発見したくらい。せつない)、お返事をここでさせて頂きまして、続きには黒幼馴染藤枝最終回を畳んどきます。
>ゆうきさま(反転させておきます)
お言葉ありがとうございますー!!キタ、口悪い萌えwwwもともと白藤枝もぶっきらぼうですが、3割増しくらいに乱暴にしてみました。ていうか、キレキャラになってしまった…(笑)それにしてもさよはダメんずにモテますね。親父もダメ親父だしね。まともな男は志波くんだけです。志波くんが好きになってくれる予定で良かったです、本当に。
黒藤枝はときメモ界にいては所詮はときメンズ志波に敵うはずはないので、こいつは別にオリジナルでカノジョを作ってあげたいと思います(笑)なんか、かわいくなっちゃったんだ!ふじえだw
こんな所でアレですが、ゆうきさん家の雪ちゃんに萌え萌えしてます。あかっ、赤城そこどけぇぇ!といつも思ってます。一緒にお饅頭とかさ、とかさ!でも、どうなるんだろうとwktkして待ってます、修学旅行編!
そして長編では志波こはにまた萌えて、既にカノジョ持ちだったという森に「裏切られた…」と思いました。てめっ森、このやろ、抜け駆けしやがって!(笑)どっちも楽しみにしております~!!お言葉ありがとうございました!!
上の記事に関しまして、ご質問頂きました回答を追記させて頂きましたので、どうぞご確認くださいませ。
お言葉、ありがとうございました!
特に書くことも無いので(ニットの脇に穴開いてるのを発見したくらい。せつない)、お返事をここでさせて頂きまして、続きには
>ゆうきさま(反転させておきます)
お言葉ありがとうございますー!!キタ、口悪い萌えwwwもともと白藤枝もぶっきらぼうですが、3割増しくらいに乱暴にしてみました。ていうか、キレキャラになってしまった…(笑)それにしてもさよはダメんずにモテますね。親父もダメ親父だしね。まともな男は志波くんだけです。志波くんが好きになってくれる予定で良かったです、本当に。
黒藤枝はときメモ界にいては所詮はときメンズ志波に敵うはずはないので、こいつは別にオリジナルでカノジョを作ってあげたいと思います(笑)なんか、かわいくなっちゃったんだ!ふじえだw
こんな所でアレですが、ゆうきさん家の雪ちゃんに萌え萌えしてます。あかっ、赤城そこどけぇぇ!といつも思ってます。一緒にお饅頭とかさ、とかさ!でも、どうなるんだろうとwktkして待ってます、修学旅行編!
そして長編では志波こはにまた萌えて、既にカノジョ持ちだったという森に「裏切られた…」と思いました。てめっ森、このやろ、抜け駆けしやがって!(笑)どっちも楽しみにしております~!!お言葉ありがとうございました!!
――『もしもし?』
「…もしもし。…俺」
電話で、こんなに緊張したことはない。
「…この間は、ごめん」
――『ううん…、でも、私』
「わかってる。もう、…もう、終わりにする。だから、最後にもう一度会えないか?あのまま、終わりたくないんだ」
どのみち終わりなんだ。だから、もう取り繕う必要なんかない。
『付き合う』とか『他の男に取られたくない』とか、そんな事の前に伝えたかったこと。
「ごめんね、待った?」
「…いや、全然」
日曜日。空は嫌味なくらいに晴れていた。実を言うと、30分以上も早く着いてしまったのだけど、そんなカッコ悪いこと、言えるはずがない。
最後は、遊園地に行こうとさよが言った。さよの行きたい所に行こうと言ったのだ。天気が良いせいか、家族連れや何やらと、とにかく人が多かった。とりあえず中に入ろうと入園口に向かったけれど、その時でも気が付くと二人の間に何人も人が割り込むくらいの込みっぷり。
「お…おい、大丈夫か?」
「う、うん。…大丈夫。凄い人だね、今日…」
「…だな。あー、待つんだろうなーきっと。だりぃ…」
「…ご、ごめんね。別の所の方が、良かったかな…」
「へ?あ!や、そういう意味じゃねぇって」
途端にしょんぼりとさよが肩を落としたので、俺は慌てて否定する。気を付けてたのに、初っ端からこれだ。先が思いやられる。その間にも、また人の波が間に入る。…って、おい、オッサン。割込すんなっつの。
隙を見て割り込みかましてきたおっさんに睨みを利かせてるところに、きゅ、と、服の裾を引っ張られた感じがした。ふと振り返ると、すぐ傍にさよがいた。あいつが、俺の服を引っ張ったらしい。
「えっ…」
「ごっ、ごめんね!でも、どっか持ってないと、はぐれちゃいそうで…」
「…それなら」
それなら。
「…え?なぁに?」
「…何でも、ない。服でもどこでも、掴んでりゃいい」
言いかけた言葉を呑み込んで、また進行方向に顔をそむける。それを言わずにいた俺は、単に臆病なのか、それとも紳士なのか、わからない。
手を繋げばいい、なんて。俺に、そんな事言う資格ないだろ。
「…あのさ、肩、ごめんな。痛かったろ?」
無事入園して、中を歩きながら、まずは一番気になっていた事を謝る。あの時、結構な力で掴んで押しつけたから、絶対痛かったに違いない。
「痛かったけど、もう今は大丈夫だよ」
「傷とか…ないよな?まさか」
そんなものが少しでもあれば、俺は志波に海に沈められるんじゃないだろうか。あいつならやりかねない。いや、問題はそこじゃないけど。
質問を重ねる俺に、さよは初めきょとんとした顔をして、それから、ふふっと笑った。ふわりと、空気が柔らかくなるみたいな笑顔。
「変なの。ゆぅくんが、そんな心配するなんて」
「な…笑うなよ」
「だって、変だよ。昔はそんなの気にしたことなかったのに」
「昔とは違うだろ!傷とか…そういうの、困るだろ」
「ゆぅくんが優しいと、変な感じがする」
「優しいが変、って…」
俺って、よっぽどこいつを苛めてたんだな。…今更だけど。ちょっと凹む言葉だ。
さよはちまちま歩くから、俺はそれに合わせて歩く。周りの流れが、いつもとは違ってまるで別世界に思える。
「でも、嬉しい。優しい方がいいもん」
にっこりと笑うさよに、どきりと心臓が音を立てる。ガキの頃から変わらない。こいつの笑顔を見るといつも心臓がおかしかった。誰かに笑いかけていればぎゅっと痛くなったし、自分に向けられると似たような感じだけど、でも全然違う。
「…なまいき、言うな」
どういう顔をすればいいんだろうと迷ったあげくに、俺も少しだけ笑い返した。うまく笑えたかはわからない。でも嬉しいんだから、笑ってもいいはずだ。たぶん。
…まだ、心臓が落ち着かない。
その後は、ちゃんと『デート』をした。アトラクションもほとんど乗ったし、合間にゲームしたり、ベンチに座ってジュースを飲んだり、昼ごはんを一緒に食べたり。
もう最後だからという安心感があるのか、さよは見た感じは楽しそうだった。よく喋ったし、よく笑った。昔の話もしたし、今の、羽学の話もたくさん聞いた。俺も自分の学校の事を話した。
こんな簡単な事だったのに、今まで、どうして出来なかったのだろうと思う。それとも、友達だと、それ以上の関係には成り得ないとなれば、割り切れるものなのだろうか、お互いに。
さよが楽しそうにしているのを見て、これは夢なのだろうかと思う。あいつが俺と一緒にいて、こんなに楽しそうにしているのは初めて見た。
それとも、少しは望みがあるのだろうか、とすら、思ってしまう。
(…って、何、考えてんだ)
虫の良い話だと、志波は言った。それでもあいつは俺を信じると言った。だからせめて、俺は自分で言った事くらいは守らなくちゃいけない。じゃなきゃ、本当に最低じゃないか。
けれど、ここに来て、それすらグラついていた。頭ではこれで最後だって、こいつとちゃんと別れるために会ってるんだって理解してる。けれど、心はまだまっすぐに、さよを好きだと思う。嘘をつかなくなった分、余計に強く。
「…ねぇ、最後、あれに乗ってもいい?」
「…いい、けどさ」
「もしかして、苦手だった?」
「いや。…いいよ、乗ろう」
こくんと首を傾げるさよに、俺は内心ため息をつく。別に苦手じゃない。でも、…観覧車なんて男と二人で乗りたいなんて言うか?普通。それとも、俺の考えすぎか。
おまけにゴンドラは予想以上に狭くて、焦った。
「今日は、お天気が良いから、遠くまでよく見えるね」
「…そうだな」
ゆっくりとゴンドラが上がっていく。これを一周したら、…終わりだ。
窓の外の風景から、向かいに座っているさよに目を移す。…この姿を、よく覚えておこう。そう思った。
「……なぁ」
「ん?なぁに?」
「…あのさ」
本当は、言わないでおこうと決めていた。さよは、はっきり志波が好きだと言ったし、それは俺も嫌になるほどよくわかってる。例え今日一日楽しくデートしたからって、それがひっくり返ることはあり得ないし、そんな事は、全く望んでいないと言ったら正直嘘だけれど、だけど、もう受け入れている。
俺は、もう、さよを傷つけたくなかった。これ以上、悩ませたり苦しめたりするのは沢山だ。優しくしてやりたい、それが出来れば、それで充分だと思っていた。そして、それが許される限界だとも。
「好きだ」と告げれば、さよはまた余計な事で悩むだろう。気持ちは変わらなくても、俺の事を気に掛けるかもしれない。そんな風になるのは、さよにとっては苦しいことなんじゃないかと思った。最大限こいつにしてやれることは、俺の気持ちを黙っていることじゃないかって。…そんな考えですら、奢っているのかもしれないけど。
(…いくな)
どうしてもっと早くに、こう出来なかったんだろう。そうすれば、離れても、さよは俺を待っていたかもしれないのに。少なくとも、あんな酷いこと、せずに済んだのに。
「…付き合うなら、ちゃんと好きになった奴とでなきゃダメだって、お前、言ったよな。あの時」
「うん…。言ったよ」
「俺、好きな子がいるんだ」
「…そうなの?」
驚いたように、さよの目が丸くなる。それから、微かに、眉を下げた。
「そんな…、じゃあ、やっぱりこんな事してちゃ…」
「いいんだ、別に。…俺の気持ちは、もう届かないから」
「そんな事ないよ!」
どうしてか、さよの方が必死になって声を上げた。ゴンドラの中は静かで、陽の光が入ってきて、少しあついくらいだった。
「そんなこと…わからないよ。言ってみなきゃ…」
「お前が、そんな必死になる事ねぇだろ」
「だって…、私っ…、私は、幼馴染だから、力になりたいって思うから…」
「あのなぁ…、お人よしにも程があるだろ、お前」
「あ、あのね、ゆぅくん、聞いて」
がたん、と、ゴンドラが少し揺れた。ふわりと、膝上で組んでいた手が、あたたかなもので包まれる。
「…っ、おい…」
「私…、色々あったけど、ゆぅくんに会えて良かったって思ってるよ。今日だって、こうしてちゃんとお話して…仲良く出来たもん。…何か、悩んでたよね?一緒にいても、ずっと何か考えてたでしょ?私で出来る事があるなら…私だって、助けられるなら、助け…っ」
今度は、ゴンドラは揺れなかった。ただ、てっぺんまで来たらしい。ゆっくりと降りていくのが体でわかる。
「…ゆ、ゆぅ…」
「ごめん。…でも、今だけこのまま。頼むから」
不思議と、気持ちはさっきより落ち着いていた。腕の中のさよは、やっぱり小さくて細くて、そしてやわらかい。
「お前だよ」
「…ぇ」
「俺が好きなのは、お前。…お前だけだよ」
あんまりきつくしちゃ悪いと思いながらも、腕には力が籠った。腕の中の体がほんの少し動いた気がする。
「俺さ、自分でも嫌になるけど、お前が志波といるのを見て、すぐ、わかったんだ。…だから、あんな事言って、無理やり脅して。…でも、嫌いだからじゃない。好きだからだ。本当の気持ちを言ったって、お前は手に入らない。だから、嘘をついた。だけど…お前の言うとおりだよ。嘘ついて、本当の事も言わないままあんな事したって無駄なんだ。気付いた。俺は、お前と付き合うとかより、本当の…本当は好きだって、ちゃんと言いたかったんだって」
たぶん、その為に再会したんだ。ずっと心に残っていた言葉を、伝える為に。例え、報われなくても。
今なら、そう思える。
「…ゆぅくん、泣いてるの…?」
「…え」
体を少し離したさよが、不安げに俺を見る。言われて、初めて泣いている事に気が付いた。頬が、濡れているのがわかる。
「うわ…だっせ。泣くとか、かっこ悪ぃな、俺。降りたら絶対変に思われる」
「そ、そんな事、ないよ…」
「まぁいいや。お前に泣かされた事にしておく」
「うぇ…っ」
「さよに泣かされるなんてなー、人生初だな」
「わっ、わたしは…!」
焦って声を大きくするさよに、俺は笑って、それから体をそっと離した。…大丈夫、もう、ちゃんと離せるだろ、俺。
「…あ、あの、ゆぅくん、私」
「わかってる。二度も振るなよ。お前は…何も迷わなくていいから。…ごめん、こんな事。でも、やっぱり言っちまった」
もう、地上は間近だった。今日が、終わろうとしている。
途中まで送っていくと言って、あいつと歩いていた。足元にある影は、もう長く、濃くなっている。本当は家の前まで送ってやるのが筋だけど、そこまで行ったら、また悪足掻きをしてしまいそうだし、何よりまた泣きそうな気がするので途中までと、俺から言った。さよは、不満も何も言わなかった。
「…じゃあ、ここまでだな。…今日は、ありがとう。本当は謝るべきかもしれないけど、そう言っとく」
「ううん。…私も、ありがとう。あの、本当の事、話してくれて、うれしかったよ」
「やめろ、俺はもう新しい恋を探すんだからな。未練が残るような事、言うんじゃねぇよ」
そう言って、おでこを指ではじくと、さよは「うぇっ」と変な声を出した。
「今度は、お前みたいなちんちくりんじゃなくて、もっとぼんきゅっぼんの、色っぽいオンナと付き合う」
「…ど、どうせ、ちんちくりんです…。でも、ゆぅくんなら、見つかると思う、きっと」
「適当な事言うなよ、ヒトゴトだと思って」
「そんな事ないよ。…あ、いじわるしちゃダメだけどね」
もし、いじわるしなきゃ、お前は俺の事好きになった?
そう言いかけて、けれど飲みこんだ。早くわかれよう。強がっていられるうちに。笑っていられるうちに。
嘘だよ。新しい恋なんて、しばらくは見つけれそうにない。そんなもの、俺はいらない。
「まぁ、お前もがんばれよ。志波とうまくいったら、早く別れるように祈ってやりたいから」
「そ、そんなぁ!」
「嘘だよ。…応援してる。マジで。…ほら、もう行けよ。俺も行くから」
「ま、また会える、よね?」
「…そりゃ、いつかな。でも、しばらくは勘弁」
「じゃ、じゃあ、あくしゅ!…今日は、ありがとう。…また、ね」
「…おぅ」
差し出された手を、そっと握る。白く柔らかな手は、俺の手をきゅっと握ってから、離れていった。
指の間に夕方のつめたい空気が入り込む。そして、すっかり手のひらは冷えて、…そこで、本当に終わった。
ここまで読んでくれた方、本当に本当にありがとうございます!!全然ときめも男子が出てこないというのに…!
…意外に続いて、そして楽しかった黒藤枝の話でした。最後は、何だかさよの方が名残惜しいような感じに見えますが、もちろんそういう意味ではなく、彼女は、昔から中々打ち解けられなかった幼馴染と仲良く出来たことが嬉しかっただけです。純粋に、友達でいられる事が、あるいは幼馴染という特別な繋がりが嬉しいのかもしれません。この子はこの子で、淋しい子なので。好きなのはもちろん志波くんです。
この後、この藤枝は、本当に人生掛けてさよに恋をしていたので、マジで笑えないくらい引きずる事になりますが、また似たような手のかかる子にハマってしまいます。そんな話を書いてしまうような予感。黒藤枝がツボってしまった(笑)
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今は、ときメモGS2と中井さんが熱い!!
大プッシュ!!
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