おめでとう！

ＧＳ発売１０周年なのですね！！おめでとうー！！
知ったのはＧＳ２からだけど、どのシリーズも好きですよ。

そして丁度いい区切りなのと、もうあんまり見られてないだろうから言うけど、私のＧＳ２の嫁赤城っぽいねｗｗｗ志波くんも大好きなんだけどね！！しかし言うまでも無く「知ってました」と言われそうである。

まぁいいや。これからもよろしくお願いします！というわけで、勝手に一人で赤城祭りしてるんだけど、ツイッタでお題出したのでちょっと書いてみる。

でも、時間無いから短いです。←おい

・ぼくうみバージョン。
・結婚前提にお付き合い中、みたいな。もう両想いだよ。
・お付き合い中も何も、この人達同じ屋根の下で暮らしてました。

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「…一雪さん、入りますよ？」

コツコツとドアを打つ音に、一雪は顔を上げた。壁にある時計を見れば、かなり夜も深まっている。

「…まだ起きてたの？」
「一雪さんだって」
「僕はほら、色々課題があってさ」

伊織は、手にしていたお盆からお茶の入った湯のみを置いた。あたたかそうな湯気が、上がっているのが見える。
手にして一口飲むと、丁度いい熱さの緑茶が、喉を滑り落ちた。

「ありがとう。美味しいよ」
「…よかった」

ふふ、と笑った彼女の笑顔を見るところまでで、一雪はやっと満たされた気持ちになれる気がした。今、唐突に思い出したのだが、今日は大学の課題を片付けるのに手一杯で、彼女とはあまり話してもいない。
一つ屋根の下に暮らしているのだから、別にいつでも会えるのだが、それにしたって四六時中彼女を視界に留めておこうとすれば、それなりに時間を作る努力が必要だった。…家族に気付かれれば笑われるだろうから、そんなそぶりすら見せないように気を付けているけれども。

「何を書いていらっしゃるの？」
「何ってまぁ…法律についてだね、主に。小論文だよ」
「大変なんですね…」
「まぁね、…お陰であんまり君と話せなかった。今日は」

そう言って顔を覗きこめば、彼女は少し困ったように「そうですね」と笑った。想いが通じているとはいえ、彼女は生来の恥ずかしがり屋なので（彼女にしてみれば、それは「常識的」なのであって、一雪さんが周りを気にしなさすぎる。ということらしい）直接的な言葉はあまり喜ばない。もちろん、そんな事は初めから知っているし、何ならわざとそうして困らせたい時もあるのだが。

「何か、甘いものでも持ってくればよかったかしら…一雪さん、何か欲しいものはありますか？」

すぐにでもお持ちしますよ、という伊織の言葉に、一雪は少し考え、それからくすりと笑った。

「いや、要らない。でも、その代わり」
「…？かわり？」

きょとんと一雪の言葉を復唱する伊織の腕を、一雪はそっと手にした。

「抱きしめてもいいかな」
「……は、え？抱き…っ？」

意味を理解し、みるみるうちに顔を赤く染める伊織の表情に、一雪は返事を待つことは出来なかった。そのまま、くいと彼女を引っ張り込む。
鼻をくすぐる、ふわりと甘い彼女の匂い。

「あっ、あのっ、一雪さ…！」
「別に気にする事ないよ、誰も見ていないんだし」
「そ、そういう問題じゃ…」
「僕とこうするのは嫌？」
「そ、そんな…っ！」

華奢な、薄い体だ。でも、あたたかくて気持ちがいい。

「…あともう少し、こうしてて」


せいぜい充電させてもらうよ。
心の中でそう言って、一雪は抱きしめる腕にもう少しだけ力を込めた。

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何か、イラっとするヤツになったｗｗｗ