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お返事と妄想自堕落日記
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もう今日は書きにくるつもりなかったんですけど、来てしまった。

今、GS無印でちーちゃんルートなのですが、最後のメールにお返事出してからというもの、暇です。もう、外出はしなくて良いのかしら…面白いからちょいちょい出掛けてますが。

今回はガソリンスタンドのバイトを選んだ(GS,GS2合わせても初)のですが、そこに姫条くんがいました。バイト先が一緒だからか、何だか仲良くしてくれます。それにしてもかっるぃ男やのぉ(笑)本質はまだ知らないから違うのかもしれないけど、第一印象は揺るぎなく「軽い男」で。
それにしても、「まどか」と言われるとどうしても「跳んで飛んで飛んで」の方を思い出してしまう私は根っからの関西人ですね…。
あとは鈴鹿くんとかウソップ後輩とか(名前忘れた)、守村くんとか、とりあえずガンッガンに爆弾が付くんですが。GS2の比じゃありませんよ、小悪魔デイジーに負けていません、さすが初代(笑)

爆弾ついててんてこ舞い(表現古)なところへうっかり「芸術」を実行してしまい「やぁ、僕だよ?」って美の申し子が出てきやがりました(笑)ていうかさー、起動ボイスも色さまなんだよなー!べ、別に不満はないけど…。
外出イベでもたまに会うんですが、何でしょう、久々だからなのか、最早笑いしか出てこない…!
あと、色さまもですが、姫条くんの私服も中々ぶっ飛んでいるなと思いました。制服とバイト服が一番イカシてるって何事なの…!?
もういっそ爆弾ほったらかせばいいんですが、つい構ってデートに行ってしまう…。でも先月2個、今月3個って酷くない??もぉぼくつかれたよぱとらっしゅ…。

というわけで、ちーちゃんEDまでまだまだあるので、息抜きに幼馴染妄想でもたたんでおく。



…あろうことか琥一よりかもしれない注意報。



「こーいちー!先行くよー!」
「こうちゃーん、はやくはやく!置いてっちゃうよ!」

右手にはあいつらの荷物(何故か俺が持たされている)、左にはデカいぬいぐるみ(琉夏がゲームで当てたやつ)を小脇に抱え、俺は炎天下の遊園地をじりじりしながら歩いていた。
少し距離を置いた前方には、弟と幼馴染が楽しげに――いかにも初々しい高校生カップルであるかのように――軽い足取りで歩いている。

「…あっちぃ」

先に行くというのなら行けばいい、置いていくというのなら置いていけばいい。暑さと荷物の多さから、半ば自棄になって、それでも俺は二人を見失うまいとして園内を歩く。周りの奴らは俺を見て若干引いている空気は感じたが、気にしない。もう今更だ。

あいつが遊園地に誘ったのは琉夏だったが、その時に「じゃあ3人で行こうよ」と提案したのは琉夏の方だった。俺は余計な気を回されたと思いこんで弟を問い詰めたが「知らないよ。オレはただ3人で行きたかったんだから」と、あいつは涼しげな表情一つ崩さず、俺にそう言ったのだ。

(『3人で』って、こういう意味かよ…)

「このまま帰る」という選択も、俺の中ではあっていいはずだ。炎天下で荷物持ちで連れ回されるなんて冗談じゃない。
…でも、それは出来ない。
弟と幼馴染の存在を、俺は無視したり、粗雑に扱うことなんて絶対に出来ない。そうしてやりたいと思ってもどうやったって無理な話だ。頭よりも体全部が拒絶する。

「遅いよ、こーいち!何やってんだよー!お陰でだいぶ順番先に行ってもらってるんだからな!」
「…てめぇ、それはこの荷物の半分でも請け負ってから言え」
「無理だよ。だってオレ、こんな暑い中重いもの持ったらビョーキになっちゃうよ」
「ふざけんなっ!…それとなお前ら、暑いんだから、ちゃんと水分取っとけ、ジュースでも何でもいいから!」
「るぅくん、こうちゃんが買ってきてくれるって言ってたよ?」
「そーだよー!でもオレ、炭酸入ってないのでなきゃヤだよ」
「…っ、ジュースくらい自分で買え!」

思わず大きな声が出てしまい、またもや周りがぎょっとしてこちらを見ているのがわかる。そのうち警備員でも飛んできたら何て言い訳すればいいんだよ、面倒くさい。
それでなくても、この辺りは小さな子連れが多いんだから、余計に周囲の視線が痛い。
ぐるぐると回り続けるメルヘンなアトラクションを見て、げんなりとした気持ちが募る。

「…なぁ、コレに乗るなら、本当にお前らだけ先に乗ってればよかったのに」
「そん…」
「ダメだよ」

幼馴染よりも早く、弟が短くそう言った。時々不思議と、弟の声は声量がなくても無視できない。

「琥一も一緒でないと、意味が無い」

その声に、はっとする。さっきまでの、ぶーぶー文句垂れられてた時の方が余程マシだった。気温の暑さなんて簡単に忘れさせてしまう声を、弟は兄である俺にも躊躇なく吐く。絶対に抗えない強さ、でもどうしようもなくギリギリで、それは怒りでなく懇願に似ている。

俺が、この二人を見失えないのと同じように、琉夏もまた「3人」にこだわる。俺を含めた、3人。

「…わかったよ」
「よーし!じゃあこーいちはお馬さん。オレは二人で馬車に乗ろうっと。ね?」
「ちょ、おい待て!いやだ、馬はいやだ!」
「荷物は預かってやるからご心配なく」
「元々それはお前らの荷物だっつうの!!」

本当のところ、どうして琉夏が3人のくくりにこだわるのか、俺はわかっていないようで、わかっている。そんなこともわからない程、俺は鈍感じゃない。
でも、きっと俺からは無理だ。琉夏か、それともアイツか、どっちかが付き離してくれないと。

作りものの馬車と馬から、降りることなんて出来ない。



「…おつかれさま」
「おう」

さんざんメリーゴーランドを乗りまわし、満足したのか「といれ」と言って琉夏はさっさと行ってしまった。まっすぐ帰ってくるかはわからない。
パラソル付きのテーブルに荷物を置き、椅子に座り一心地付く。彼女は「こうちゃん、大変だったね」と少しだけ眉を下げて笑った。

「いつものことだろ」
「そうだけど、でも、重かったでしょ?私、自分の分は持つって言ったんだけど」
「気にするな。お前の分なんて重いうちに入らねぇから」
「…あのね、これ」
「…なんだ?」

目の前に差し出された小さな手の上には、小さなマスコットが付いたストラップがあった。

「さっき、るうくんがぬいぐるみ当てた時に、私もこれ、当てたんだよ」
「へぇ、そうか。気付かなかった」
「だって、内緒にしてたんだもん。…るうくんも内緒の方がいいよって言ったし」
「よかったじゃねぇか、何も無しじゃなくて」

何故内緒にしてたかは知らないが、ともかく、そのストラップはこいつや琉夏の好きそうな感じだった。「かわいい」ってやつだ。
しかし、彼女はそれを引っ込めることなく、「はい」と俺に差し出すようにした。

「これはね、お礼です」
「…は?」
「いつも私たちに優しくしてくれるこうちゃんに、私からお礼」

にこりと笑うほっぺたが、ほんのりピンク色だったのは、見間違いだろうか。…あぁ、暑いからだな。きっと、そうだ。

「…サンキュ」

差し出されたそれを、俺はそっと受け取る。指先に、ふわふわとした感触が伝わった。いかにも安物のおもちゃっぽい感触、でも、悪くない。

…そして。

「はいっ!これはオレからのお礼~~!うけとって~!」
「ぎゃああああ!冷てっ…てめ、何しやがる!!」
「なんだよー、せっかくこーいちの分も買ってきたのに。ジュース、首に当てたくらいで怒るなよ。こーいちは怒りんぼさんだなぁ、そんなんだと長生きできないよ?」
「うるせぇよ、ほっとけ!…しかも、何だこれ!お汁粉スカッシュ!?嫌がらせか、てめぇ!!」
「そんなわけないじゃん!それ、一番人気だよ?最後の一本だったんだよ?だからこーいちはコレだなぁって」
「嘘つけぇぇぇ!!」


…本当、いつまで続くんだ。






終わっとく!!
幼馴染で△になると「ずっと3人でいたいけど、でもいつかはそれも出来なくなっちゃうのかな」とかいう中二な理由でずっとぐるぐる悩めばいいと思います。

苦労人で、弟にこき使われまくって、でもどうしても弟に逆らえない兄だったら心底好きになれる。

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