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お返事と妄想自堕落日記
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 今日、妹さまがあいぽっどたっち、なる新兵器新製品をゲットされたので、「これは用済みである」と今まで使っていたipodを私に下賜してくださいましたわよ。

そしたらituneが新しい子を全然認識してくれなくて、仕方がないので一回アンインストールして、もう一回インストして…という大変面倒な作業をしていました。そこに行きつくまでにも色々試したが結局無理だった。さっさとアンインスコすれば良かった…。
それで認識したらしたで、ライブラリの曲を全部読みこんでくれるという…おおおお時間かかるわ…!

おかげでオタクiポッドを作り上げようとしていたのに、色々クラシック曲混じって、それはいいんですけど、中には聞いたら病みそうな.リ.ゲ.テ.ィの曲とか入っててそんなのぜってぇ普段聴かないけど入っちゃったよ、ていう…。

というわけで擬人化の話なのであった。某所でされていたから火が付いたんだ…!ぽめらたんにアレは…やだ!かわいいピンクのお洋服とか着せたげて!サンリ○キャラとかとコラボしたげて!!




わかる人はわかるびすたちゃんの話。てか、しばしゅ書けや。
 



※まだメイド(って常にメイドみたいなもんですが)の頃の話。




「だからっ!入らないでください!あなたは部外者です!入っちゃダメですーっ!」
「だーかーらー!何度も説明してるけど、俺は部外者じゃないの!あいつのお仕事を管理してるんですよ?というか俺がいなければあいつは今頃シカバネですよ?生けるシカバネどころでなくマジで死んでますよ?」
「でもっ、びすたはあなたに会ったことがありません。知らない人です」
「そりゃ、確かに君とは初めて会ったけど…ていうか、98さんは?どこ行っちゃったんだろうな。とにかく!あいつに会わせてくれよ、何もしやしないって」
「いーえっ!ダメです!お帰り下さいっ!」

玄関の方が騒がしい。
灰が落ちかかっていた煙草を灰皿に押し付け、玄関に向かう。仕事部屋から一歩出れば、空気は異世界にでも来たのかと思うくらい澄んでいた。清涼で健全なそれは、かえって自分の惨めさ(この場合体臭的に)が際立つ。

「何騒いでんだ、やかましい」
「あっ、ご主人さま!…あうぅ!またタバコを吸われてたんですね!体に悪いのに…!」
「ウルせ。煙草吸わなきゃ死ぬんだよ、俺は」

決して大きく張り上げたわけでもない声に、くるりとツインテールの頭が勢いよく振り返った。
こいつはちょっと前から雇っているメイドだ。人間じゃない。OSメイド。そいつを通り越して向こう側には見知った顔が困惑の表情で俺に訴えた。俺は物書きの仕事で金を得ているが、そいつは、まぁそういう仕事を持ってきてくれる奴なのだ。

「おっ、やっと出てきたか。この子に説明してやってくれよ!俺はアヤシイ者じゃないって。警戒しまくって全然入れてくれないんだけど!」
「当たり前です!あなたがご主人さまに危害を加えない、という保証はどこにもありませんからっ!」
「危害は加えないが面倒事は持ってくるな、確かに」

そう言ってやると、「おいおい、冗談じゃないぜ!」と慌てたような声が聞こえた。アホだな、冗談に決まってるだろ。

「…びすた、昨日教えておいただろ、そいつは俺の担当なんだよ。つまり、金づるだ」
「何つー表現してくれてんの。まーそうだけどね。俺がいなくちゃ生きてけないカラダよね」
「そういう表現はやめろ、コロスぞ」
「…タントウ?カネヅル?どちらでお呼びすれば良いのでしょうか?」
「金づるだろ」
「ちょっと待て!何故にそうなる!泣くぞ!」

きょとんとしたびすたの声に、そいつは「タントウでお願いします!」と必死で言い募っていた。どうやらやっとこさびすたに認識されたらしい。


「…いや、それにしても久しぶりにしてみたらあんなかわいい子と一緒に住んでるなんてね。…ハンザイじゃね?」
「バカ言うな。メイドだ、ただの」
「メイドぉ?だって、98さんは?そういやさっきから見掛けないけど」
「…だから、彼女の代わりだ」
「…、代わりって」
「98さんは出て行った」

自分で思っていたよりも、その言葉は存外重く響いたらしい。あいつは、何か無理やり口に押し込まれたような、別の言い方をすれば微かに同情したような顔付きをした。…俺も錯覚かと思うくらい、ほんの一瞬だったけれど。

「…はぁ、なるほど。それで代わりをね」
「あぁ。俺一人じゃどうにも出来ないからな」
「それで?どうなの?」
「どうって…ぐずだし、そのくせ良く食うし、良く寝るし、あれするなこれするな煩いし…仕事は出来るけど」
「へぇ、楽しくやってんだね」
「たのしく?」

思いがけない言葉だった。俺が楽しく、何だっていうんだ。あの手の掛かるメイドが来てからというもの、苛立つことはあっても楽しかった憶えなんてない。

というよりも、楽しい、という感覚自体がよくわからない。

「お前、自分で気付いちゃいないだろうけど」と、前置きして、面白そうな顔をされた。

「さっき、冗談言ってたぜ?結構付き合い長いけど、初めて聞いた」
「…お前が知らなかっただけだろ」
「そうか?どっちにしても、新しいメイドを雇ってるなら結構。そのまま野垂れ死にされちゃ、寝覚めが悪いし」

勝手に人の煙草に火をつけながら、そいつはそう言った。全く持って恩着せがましい奴だ。

「すみませーーんっ!お茶ですぅっ!」
「……って、いちいちうるさいんだよ、お前は!静かに持ってこいっ!」
「ふえぇぇっ、すみませんっっ!あのあの、担当さんは何がお好きですか?珈琲ですか?紅茶ですか?日本茶ですか?紅茶ならアールグレイにダージリンにオレンジペコ、ハーブティもあります。日本茶なら、緑茶ほうじ茶玄米茶…」
「どんだけ淹れてんだよっ!こいつにそんなサービス必要ねぇ!水でいいんだよ、こんな奴!」
「みず?ミネラルウォーターですか?硬水ですか?軟水ですか?」
「水道水でいいっ!!」

…ほら、やっぱり苛々するだけじゃねーか。こんなの楽しいわけあるか。だけど、そいつはいつまでもくつくつと笑っているのだった。腹立たしいったらない。



「…じゃあ、麦茶で」
「ぴゃああああっ!!た、ただいま麦茶は切らしておりまして…っ!!ふえぇぇぇん、すみませんっ!買ってきますぅぅぅっ!!」
「おい、お前空気読めよ!こいつが言った中から選べ!ていうかマジその辺の泥水啜ってろ!」
「…泥水、飲めるんですか?」
「えええ!ちょ!あの、水で!普通のお水で結構です!!」




こんな話の予定じゃなかったんだけど…久々書いたらご主人の性 格 変 わ っ た 。てか、この担当は一体何なんだろう。私もわからん。
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