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お返事と妄想自堕落日記
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おごぉぉぉ…(地を這う声)。

昨日はチーズバーガー一個でフル回転でした。動き回っていた、とりあえず。めっさ動いてた。
寒くてひもじくて眠いよ、あれ?それって死ぬんじゃね?と言いながら帰って来たら日付変わってるし。

もう絶対シャワー浴びたら寝るだろうと思ったら空腹すぎて眠れないので雑炊作って食べました。
それで寝ました。
まぁでも、体力的にはきつくても精神的には充実というか、まぁ悪くないので良しです。
とりあえず今日は自分へのご褒美にひきこもる。





さてさて、拍手の方で

>たまには海野さんなデイジーが読みたいです。

と頂きました。まずはありがとうございます。確かにね!最近海野さんをほったらかしでしたね。いけません、いけませんよ!というわけで「つづき」にちょろっと海野さんと志波くん。


基本名前が変わっても志波デイジーが志波デイジーであることには変わりないのですが、違うっちゃ違うんですよねやっぱり。

志波くんに恋をしているという自覚がない(あるいは気付くのがとんでもなく遅い)か、自覚があるかってところかな、違うとすれば…。
そして海野さんの場合の方が志波くんの気持ちのベクトルがとても強いので志波くんのほうがオトメみたいな時あるぜ。




そんな志波は嫌だ。




しっかしこの「妄想」カテゴリもだいぶ数増えたんですが、初めはまとめてサイトの方にとか思ってたんだけど面倒になってきた…。








(ううぅ、寒いなぁ…)

2学期も始まってしばらくすると、学校は途端に寒くなる。寒いって言うか、空気がひんやりと冷たい。
女の子は体を冷やしちゃいけません、なんて言うけれど、セーターとか着れるわけじゃないし、どうしようもない。

図書室に行ってみる。別に特に用事はないけれど、最近私は割と図書室に行く。
実は日当たりが意外に良くてあったかいって教えてもらったのもあるけれど。

昼休みの図書室はそれでもほとんど人がいなかった。それほど迷いも無く、少し奥まった方へ私は歩く。
やっぱり、廊下よりは部屋の中はだいぶ暖かい。緩む空気に、強張っていた肩が下がった。

(あ、いた)

またというか、何と言うか。予想を裏切らず、志波くんはそこにいた。机に突っ伏して寝ている。
そうっと近づいてみた。起きる気配はない。…何かむにゃむにゃ言ってるけど、寝言だからよくわからない。
それに、寝言に応えるのは良くないんだって。

「志波くん」
「…れ、は…ぇが……き…」
「しーばーくーん?」

起こすのは悪いかなと思ったけれど、このまま見ているだけもイヤだなと思って(何がイヤってよくわからないんだけど)顔を覗き込んで、呼びかけてみる。

ふと、閉じていた目がうっすらと開く。志波くんが、というよりも、全然別の動物が目を醒ましたみたいだとふと思った。トラとかヒョウとか、大きなネコっぽい生き物。

「志波くん、起きた?おはよう」
「…うみの?」
「そうだよ」

こんなところで寝てたら風邪ひいちゃうよ、と言ったら、志波くんは何故だか慌てたようにがばりと体を起こした。

「ぅわ!ど、どうしたの突然?」
「……お前、いつからそこにいたんだ」
「いつからって、ついさっきだよ」
「ついさっき……」

もしかして時間の事を気にしているのかな?と訊こうと思ったけれど、やめた。たぶん、志波くんはそういう事で驚いているわけじゃないのは、もう知っている。

「…何か聞いたか?」
「へ?何を?」
「俺、何か変な事言ってなかったか?」
「え…?うーん、確かに何か言ってた気はするけど…何を言っているかはわからなかったよ?」
「そうか…なら、いい」

志波くんは、あからさまにほっとした様子で軽く息をつく。それから、改めて私の方を見た。

「お前は…何しに来たんだ?本、いるのか?」

届かないなら取ってやろうかと、冗談っぽく言う志波くんの目はやさしい。この人は、本当は優しい人なのにどうして周りにはあまり伝わってないんだろう、不思議だなぁ。

何をしに。私は何をしに来たんだっけ?本を借りに来たわけでも返しに来たわけでもないのは確かだ。

「んー…っと」
「?」
「志波くんが…いるかなぁって、思って」
「…俺?」
「うん」
「…そうか」
「そうみたい」





ふっと志波くんが笑ったので、私も笑い返す。
知らない間に、寒くなくなっていた。





あれ?海野さんてこんなんだっけか?
本当はこの後「志波くんて体温たかそうだね、触ってみてもいーい?」と海野さんが困った発言をして志波くんをドギ☆マギさせるはずが、出会っただけで満足してしまいました。

べたべたと甘いのも大好きですが、こんくらいでも全然好き。



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