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お返事と妄想自堕落日記
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 あーーー今日はマジでやばかった。そして疲れた。

何故って、はい、免許証を落としたよ!こないだ更新したばっかなのに!!

しかし、見つかりました。スーパーの駐車場で落としたのですが、親切な方が拾って届けて下さったのです。マジで感謝した…!ありがとうございましたぁぁぁぁ!!
連絡先を教えてもらい、とりあえずすぐお電話してお礼を言いました。すごく優しそうな年配のご婦人が出ていらっしゃいまして、「大変でしたでしょう?無事手元に届いて良かったです」と言って下さった。そして「それにしても免許証が落ちているだなんてびっくりしました。あなたも驚かれたでしょう?」と言われた。はい、驚きました…マジで落とすとは思ってなかった。

これからは気をつけます。コートのポケットになんて入れません!(`・ω・´)ノ(そら失くすわと、皆に言われた。すいませんすいません…!)

で、全然関係ないのだけど、切ない話ってどんなだっけな?最近、脳内では甘あま妄想がブーム(ぶーむ?)なのでちょっと練習。

世の中は3で盛り上がっているのに何故2なのかと言われれば、もう3をプレイしていた記憶が蜃気楼くらいの儚さになってきたからです。DSたん何処…!!(必死)


 









「最近、元気ないね」

突然、井上がそんな事を言った。バンドの練習の帰り。お互い用事がなければ井上とは飯を食う(と言っても、せいぜいファーストフードかファミレスだけど)。
席に着き、注文も済ませて早々、井上はそう切り出した。…変だと思ったんだ。他の奴らは帰して俺だけ誘うからさ。

「…そんなことねーよ」

俺は、心からそう答えた。大抵、井上にこうして切り込まれた時、俺はまさしく言い当てられ、動揺した挙句強がるのだけど、この時ばかりは何故かそうではなく、井上の質問は全然的を得ていない、とさえ思った。…その瞬間は。
水の入ったグラスを手に取って、一口飲む。汗をかいたグラスを持った指に水滴が付いて、それが妙に冷たかった。つめたく濡れて、きもちわるい。

「何だよ、気持ちワリーな。別に、いつも通りだろ」
「…そうやって、勝手に言い訳がましく言うのが怪しい証拠だと思うんだけど?」
「言い訳じゃねーし!俺だっていつでもアホみたいにテンション高いわけじゃねーよ」
「…なら、もうちょっと真面目にやってくれる?全然、やる気ない…とまでは言わないけど、何かさ、考え込んでるでしょ。そういうの、影響するからさ。言うまでもないと思うけど」

井上が声がワントーン落ち、真面目な響きを帯びて、俺は初めて言葉に詰まった。
気付きたくない、と思っていた部分を、無理やり暴かれたような、そんな気分がした。無意識に、考えることを避けていた――けれども結果的には意識せざるを得なくなった――こと。

「ちゃんと言えよ、笑わないから」
「何だよ!余計言いにくいだろうが!」
「大体のしんって、笑っちゃうような事で悩んでるからさぁ」
「うっせぇ!悩んでねぇ!」

実際、悩んだって仕方のない事だと思っている。仕方がないし、「それ」について、俺はあんまり積極的に考えたくはない。現状を維持することを、それほど苦しいとは思わない。今はまだ。
それでも時々、針で突くように痛みを感じることはあって。本当に、ほんの些細な。

注文していたものが目の前に並べられる。井上はクリームソーダのアイスをつつきながら、「悩んでる奴に限ってそう言うんだよね」と呆れたように言った。

「…あの子は元気?」
「…あのこ?」
「ほら、一度連れてきたじゃない。一日マネージャーって言って」

同じようにパフェをつつこうとしていた手が止まる。

「名前、何て言ったっけ?えーっと…」
「…一ノ瀬だろ」
「いちのせ?そんな名前だっけ?」

咄嗟に、俺は普段呼びもしない名字の方を口にした。…何となく、井上の前で名前を言うのは、そして言われるのは嫌だと思った。

「元気なんじゃねーの」
「またマネで来てくれないの?」
「来ねーよ。…あいつは野球部のマネで忙しいんだから」
「ふーん…」

『友達に、プレゼントしたいなぁって…』

(ばぁか、バレバレなんだよ)

少し前の出来事をまざまざと思い出し、俺はまた心の中で舌打ちする。
あれは、色々とショックだった。

あいつが考えていた誕生日というのは、俺のじゃなかったこと。
そしてその誕生日が、誰の誕生日なのか俺は気付いてしまったこと。

あんな風に、一生懸命あいつが悩んでいたという事実。

「なぁんだ、残念。俺、結構好きだったのにな?」
「ばーか、やめとけ。あいつは…」

『志波くん、おはよう…っ』

声も、表情も、何もかもが変わる。嫌になるくらい、わかりやすくて。俺と居る時とは全然変わって。
何となく、そうじゃないかとは思ってた。その辺りを間違えないくらいには、俺はあいつのことを見ているから。
それは、良い事だって、思ってる。それだけは嘘じゃない。

嘘じゃない、けれど。


「…悩んでねぇよ、悩んでねぇけど」
「ん?」

この痛みはいつになったら消えるのだろう。あいつらが両想いになったら?それとも、そうはならなかったら?
それとも。
それとも俺が。

「どうしたらいいか、わかんねぇんだよ」

ちくちくした痛みを押し隠す俺に、井上は「それが悩んでるって言うんだよ」と呆れたように肩をすくめる。




愛想笑いを、返すしかなかった。






実は裏でこんな話を考えていましたよっていう。こんな風に進んじゃってもいいかなっ?っていう。
ところで「井上」を「胃の上」と変換したの何故だよ…。しかしまぁ何時にもまして支離滅裂だね…。


とまぁ、こんなテイストの話を志波でも書けたら…いいなぁ…ていうか、書きたいのですが。
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