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お返事と妄想自堕落日記
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ツイッタでも叫んでおりましたがまーやちゃん結婚おめでとーーーう!!
学生の時からずっとずっとまーやさんの歌が大好きで、そこから早数年…とうとう結婚されたのかぁ~と、何だか胸がいっぱい。お相手さんが共演多い方だから、キャラ同士とかでも勝手に盛り上がってしまったぜ(笑)

何はともあれ幸せになってください!いや、なれるはず!


さて、それとは別に。前回の記事で書いていたゆるふわさんに関してやっぱり耐えられなくなってきたので、やっぱり書いちゃうことにする。
あと書きたいのは、ご主人の誕生日お祝いびすたと、夏休みの宿題話氷上主。~僕のカノジョは宿題が出来ない~、がいつか書ければいい、なー。なんつってな。





○ゆるふわくん
・空気感ゆるい。イケメン、女子にモテるのはお約束!!
・身長あるけど、ひょろい感じ。太陽の光とか苦手。
・いっつも大体寝てるかぼーっとしてるか。
・好きな女の子のタイプとかは謎。

○世話焼きちゃん
・頼まれるとイヤと言えない性格。ゆるふわくん以外もついつい世話を焼かされる。
・身長は、まぁ普通。容姿にはあまり特徴はない。
・好きなタイプはしっかりしていてやさしい人とか思ってたけど、実際気になるのは違ったというよくあるケース。

******



「あっ、やっぱりこんなところにいたーっ!」
「…んー」

構内のベンチに寝そべる男の子に、私は勇んで近付いた。ごそりと体を起こす彼は、ゆるくパーマがかった伸びかけの髪をふるふると揺らす。起き上ると、ベンチの上で丸まってたのがウソみたいに背が大きい。

「そんな大きな声で呼ばなくても聞こえてる」
「またこんな所でサボってたんだね!真面目に授業でなきゃだめだよ!」

彼とは同じサークルの仲間だ。かっこよくって、オシャレで、成績…はよくわかんないけど、人当たりも穏やかだから、女の子にはとってもモテる。大学内では密かに「王子様」と呼ばれるくらい有名なのだ。
彼はまるで公園で寝そべっていた野良猫みたいにふわりとあくびをした。くん、と伸ばされた腕は男の人の割には細いかもしれない。
伸びをしてから、彼は億劫そうに溜息をついた。

「…だって君がノート取ってくれてるからいいんじゃない?」
「それは、頼まれたから仕方なく…!」
「うん、お陰で助かってます」
「も、もう…!そんな事してたら本当にサークル出れなくなっちゃうよ!」

彼は大学一素敵なルックスだけど、それと同じくらい授業態度が不真面目なのも有名だった。故に、サークルの部長は、彼にある程度の成績を出さないとサークル活動を禁ずるという異例の行動に出たのだった。

(ちゃんとしてくれないと、一緒にいる時間が減っちゃう…)

もちろん、私たちは純然たるサークル仲間で、付き合っているわけでも何でもない。だけど彼は私にノートや出席の代弁を頼んだりするし、私はそれを一生懸命言われた通りにしてしまう。…そういう関係だ。

完全に、一方通行。

「…あれ?しょんぼりしちゃった?」

思わず下を向いてしまった私のほっぺたに、さらりと何かが触れた。温度の感じられない、ひんやりとした指先。

「…っ、ひゃあああ!ちょ、ちょっと…!」
「だって、急にしょんぼりしちゃうから」

(ちちちかいちかいちかい…!!)

「俺とサークル活動出来なくなったら、かなしい?」
「そ、そそそんなんじゃ…!」
「…なーんだ」

すい、と、彼の指が離れる。触れられたところが、今でもまだ熱い気がする。…そりゃ、本当は悲しいし、そうなってほしくないからこうやってがんばって二人分授業を受けているわけだけど、そんなの言えるわけないし。

「…それより、お腹空いたね。何か食べない?」
「あ、私、お弁当持ってるから…良かったら付き合うけど」
「…おべんとう」

彼はしばらくぼんやりしていた(本当に、ぼんやりしていたとしか言いようがないくらいぼーっとしてた)けど、不意に傍にあった幾つかの紙袋を私に差し出した。

「?…なぁに?これ」
「お弁当と交換。…だめ?」
「…私のお弁当と?」
「うん、だって俺、そっちが食べたいの。これ、もらったのだけど、そっちがいいから」
「そんなこと言われても…」

紙袋の中身を覗いてみると、そこには明らかに手作りラッピングのお菓子やら軽食やら…聞かなくってもわかる。きっとファンの女の子たちからもらったものだ。ついでに言えば、どれも私のお弁当より中身が豪華そう…。

「でも…もらったんでしょう?交換なんてしたら…それに、私のお弁当よりそっちの方がお腹膨れそうだし…」
「あ、本当だ。ビンボー弁当だ」
「って、きゃあああ!勝手に見ないでっ!こ、こんげつはちょっと厳しかったからっ…!」
「はは、本当、米率高ぇ。でも、俺、こっちがいいな?」
「そ、そんなぁ…」

にっこりと、あんな風に微笑んで言われてしまったら私に断ることなんて出来ない。いつもあの笑顔に騙されるんだ。ノート取っておいて、返事代わりにしておいて、コーヒー買ってきて、急に暇になっちゃって淋しいから話し相手になって、等々。
こんな事になるなら、せめてもうちょっとおかずを増やしてくればよかった。それと、一緒にお昼食べるならもうちょっとおしゃれな格好してくればよかった。

「……困った顔、かわいい。だいすき」
「へ?何か言った?」
「ううん、何でも」

そう言って、彼はさっさと私の手を取って歩き始めた。…うう、何だか周りの視線が痛いんですけど!



「あんまりイジメたらかわいそうだから、ビンボー弁当と差しいれは半分こしよう」
「び、びんぼーってやめて、せめて節約って言って…!」
「うん、セツヤクビンボー弁当ね?」
「ちが…!うん、もういいです…」






******
いやいやいや、私何してる…!これ誰だよ…!!
何だか、勢いでとんだえす男とえむ子を書いてしまったwww欲望ってすごいな!www
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