諦めるだなんて、そんなカンタンに言うなよ！

更新というか、以前企画で上げていた分をこちらに引き上げさせて頂きました。ついでにメインをちょっといじった。整理しようとしたら何だか余計にややこしくなった罠。何でだよぉぉ…！！
合作分はもう思いっきりそのまんまupさせて頂いたのでまるで別次元のように華やかです！ありがとうございます！また思い出してニヤニヤしてた。ウヒ！

そしてとある方から「バレンタイン話のあかり編の志波はどＳですね！」とお言葉頂き（嬉しいです！(・∀・)丿）、でもって「あかりちゃんはもっと泣いて志波くんを困らせれば良い」というワードを誤変換して「あかりちゃんをもっと泣かせて喜ぶ志波」を妄想しました。最低だ！


それと、Ｄ/Ｑ/９発売延期ってマジですかぁ！？しかもこんな直前に…！何があったんですか、スクエニｗｗ
私はどうせ発売日には買えないし、むしろ夏になってもそれくらいが丁度いいって人だからいいんですが、何だか…心配になるだろ…！！

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大切にするのは難しい。でも壊すことは簡単だ。
眠れないほど愛おしいものなら尚のこと。


いつも両極端な感情に引き裂かれそうになる。
真綿にくるむようにして大切にしたいと思うのと、力任せに壊してしまいたくなるのと。
体全部が燃えるみたいに激しい気持ちと、どこか冴え冴えとした冷気さえ帯びるような冷めた気持ちと。
それが、波が引いては押し寄せるか、あるいは息を吸って吐くかくらいの自然さと連続性で淡々と繰り返されるものだから、時々気が狂いそうになる。いや、もう狂っているのかもしれない。俺は狂わされてる、たった一人の女が俺をおかしくさせる。理性だなんて、とっくの昔にどこかに忘れてきた。




目の前の彼女はただ涙を零す。声も上げずに、ただ涙だけが止まらずに頬を伝う。
俺はただそれを眺めるだけだ。涙がきれいなものだったなんて、こいつが泣くのを見るまでは知らなかった。

顔を近づければ、逸らされた。もちろん、そうしたところでその距離は何も変わらない。

「…こっち見ろよ」
「……もう…やめてよ…」

弱々しくも、俺を非難する声。そんな声ですら心を焦らされる。
それでも、彼女は初めの頃のように逃れようと暴れることはもうしなかった。そんな気力も体力もないのかも知れないが。

「やめるって何を？」
「な、にって…」
「言えないだろ？お前には。…それとも、俺が代わりに言ってやろうか。ここは学校で、お前は、俺に」
「やめて…っ」

耳元でそう言ってやれば、反論するかのように片手で押さえつけていた細い腕が微かに動く。頼りない、弱い腕。こいつの腕なんて、俺は簡単に捕まえられる。どうにでもできる。

それに気付かないで、不用意に俺をかき乱すお前が悪いんだ。

それなのに、こいつは泣く。こんな目にどうして自分が合わなきゃいけないのかと、たぶん理不尽な思いを抱えて涙を滲ませてる。
わかってない、相変わらず。

俺の下にいる彼女は肩を震わせている。泣いているせいなのか、それとも他に理由があるのか。
ああ、寒いのかもしれないと、ぼんやりと思った。だって、ここは冷たい床の上で、それから。

「…どうして」

震える声で、けれども何度も口にしている言葉を、けれど俺は冷めた気持ちで聞き流す。いや、そうして震えて泣くほど、もっと泣かせたくなる。

どうしてもなにも、俺は初めからこうしたかった。お前がそうさせるんだ。
この胸を焦がすのも、無邪気な言葉で落胆させるのも、凶暴な欲に火をつけるのも。
お前でなきゃ、俺はこんな風にならない。


「…お前が悪い」



それだけ言って、もう何度も口付けた箇所に、重ねるようにキスをした。

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ていうか、　誰　だ　こ　れ　！？(゜Д゜；)
黒いっていうか・・・もうなんか意味わからんｗｗ志波という名の別人になってしまった。
しかも何だかアレな感じになってきたので、デイジー泣かせる悪い子志波さんにはご退場願います（笑）