もう早く頭の中から追い出してよ。

サイトを始めた当初、というか、大体私の好む傾向として男の子が女の子にキュンだよというのが好きで、それは今もやはり好きなのですが、最近では女の子が男の子にメロメロしてるのも好きです。甘えっ子ちゃんな感じで。何だ甘えっ子ちゃんて。フザケてんのかコノヤローが！世間はもっとしょっぱいんだよバカヤローが！と罵られるぐらいがむしろ好きです（例えが意味不明）

そんなわけでそんな志波主。我慢出来なかった。自重など、しない！

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あいつの方から俺に抱きついてくるのは珍しい。逆は良くある。俺はあいつを閉じ込めるのが好きだから。
自分だけのものだと、勘違いのような安心感が無性に必要な時があるから。
だから、こうして俺が何もしなくてあいつの方からすり寄ってくるのは珍しい。
理由は聞かない。それは特に重要なことじゃない。大事なのは、あいつから俺の傍に来るということ。それだけで充分。
とはいえ、流れで一応「どうした？」と聞くことにはなるのだけれど。本当に心配事や不安を抱えているのだとしたら理由はどうでもいいなどと言ってもいられない。でも、そういう事は言われなくてもわかる。本当に深刻な時は、きっとわかる。きっと気が付く。

けれど、あいつも初めは大体何も答えない。言いたくないわけじゃないのはわかっている。でも、言えないのだというのもわかる。

「何かあったか？」
「…なんでもない」
「…そうか」

ぴったりと俺の胸にくっついている頭を撫でる。さらさらした髪。あたたかな体温が心地良い。
小さな頭に口唇をくっつけると、かすかに身じろぎするのがわかった。こっちを見上げる気配がして、今度は額にキスをする。キスってほどでもない、ただ、口唇で触れるだけ。額に、瞼に、ほっぺた。柔らかい。柔らかくて小さくて、別にだから好きなわけじゃないけれど、それでも好きだという気持ちがあふれてどうしようもない。どうしてこんな気持ちになれるのか未だにわからない。

ふと、細い腕が首に絡みつく。伸びあがってしがみつくみたいに抱きつくあいつを、流れでそのまま抱きしめた。
さっきよりも柔らかさをずっと近く、いや直に感じる。背中は細い。「痩せなきゃ」なんて言っていたけれど、そんな必要どこにあるんだ。
部屋が暗いから、手と体に触れる感触が普段よりはっきり伝わる（気がする）。
まわされる腕の強さと、寄りかかる重みに満たされる。凄く不思議な感覚だ。満足しているはずなのに、物凄く凶暴な気持ちと紙一重の静かさ。
何だか、愛したくてたまらなくて、まわされた腕を離しながらまたキスをする。ただ触れるだけで音もない。ほんの少しだけ、ため息をつくような息が零れたのが聞こえた。

「…くっついてるの、イヤだった？」
「そうじゃなくて、キスしたくなった」
「じゃあ、またくっついててもいい？」
「…甘えただな」

言う間に、またぎゅうっと小さな体がすり寄ってくる。耳元に「志波くんだからだもん」と聞こえて、小さく笑う。
ああもう本当に、かわいくて仕方無い。愛おしくてどうしようもない。

「俺だって、甘やかすのはお前だけだ」




そう言って、小さな背中に腕をまわした。

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aikaさん、豆腐の角に頭ぶつけて死んでくださいと苦情がきそうですね。またもやよくわからん話になってしまった…ていうか、書いてる間に、あれ…？あれこんなはずじゃアレ…？って感じになってきたので強制終了。まぁ大丈夫だろ。志波さんちゅっちゅしてるだけだから大丈夫だろ！

ついこの間まで頭の中が春めいていたので、ラブラブ甘く！と思うとうっかり線路脱線して何だか全然別のめくるめくどこかへ行ってしまいそうになる、キケン！（笑）
一応「少年アイカ」はアレがコレでソレなもんで、出来ません。