お返事と妄想自堕落日記
赤城大地を検索したら。
う.ぇ.ぶ.か.れ.がでてきたwww
でもたぶんむこうは「だいち」で「たいち」ではないんだと心を落ち着かせました。(彼は彼で素敵でした。メガネ)
大ちゃんはときメモ界ではやはりマイナーなようです。
でも、やめない。
というわけで続くのであった。
しつこいようですが、妄想なんてキライ、あるいは何か一言文句つけてやろうって人は見ないでくださいね。
う.ぇ.ぶ.か.れ.がでてきたwww
でもたぶんむこうは「だいち」で「たいち」ではないんだと心を落ち着かせました。(彼は彼で素敵でした。メガネ)
大ちゃんはときメモ界ではやはりマイナーなようです。
でも、やめない。
というわけで続くのであった。
しつこいようですが、妄想なんてキライ、あるいは何か一言文句つけてやろうって人は見ないでくださいね。
彼――赤城大地が連れ出してくれたのは庭園だった。今は秋なので季節柄花はついていないが、春になれば綺麗なのだという。
「…ごめんね、こんなところまで」
「…いえ」
「寒くない?やっぱり部屋の中の方が良かったかな」
「大丈夫です」
その中の東屋にある椅子に座らされ、琴子はようやく状況が見えてきた。見えてはきたが、そう簡単に受け入れられそうにない。
否、これが喜ばしい事なのだというのは充分理解している。
無理やり親が決めてきた結婚相手は、あの時助けてくれた、そして琴子が初めて好きになった彼なのだ。
神様に何度お礼を言っても足りないくらいの幸運だ。それを、素直に喜べばいいのだし、実際琴子は嬉しかった。
(それなのに)
さっきから、琴子は大地の顔も見られなかった。それどころかどこを見ても彼の存在を意識してしまうので、結局ずっと下を向いていることしかできない。
場も弁えずに泣きだした琴子を、きっと大地は困った子だと思っているに違いない。行儀の悪い子だと、嫌われてしまうかもしれない。
そんなのは嫌だから、本当はさっきの失礼を謝らなければならないし、何よりこんな態度のままでいいわけがない。そして、ちゃんとお話したい。
どうにかしたい、と思ってもどうにもできないまま、琴子は結局ぐすぐす鼻を鳴らしながら下を向いていることしか出来なかった。
***************
二人きりになったはいいものの、しかし余計に不味かったかもしれない、と赤城大地は自分の行動に早速後悔していた。
彼女が泣きだしたのは恐らく見知っている自分(彼女が憶えていたのなら、という話だが)に会い、そしてその相手が無理やり結婚しろと言われた男だという二重の驚きのせいなのだろう。
あるいは、その事実に泣ける程拒絶反応が出たか。…これも充分考えられるが、何となく大地はそうであってほしくなかった。そこまで嫌われるのは人としてさすがに悲しい。
広い庭園は二人以外人影はないし、静かだ。風は、やはり少し冷たい。
枯れたような色の混じる庭園の中で、淡黄の彼女の着物はよく映えた。
「…良い色だね」
「…え?」
「着物。綺麗な色だなって。よく似合ってる」
初めて顔を上げてくれた彼女の顔には、まだ拭いきれていない涙が残っていた。大地は手を伸ばそうとして、けれどそれを引っ込める。それはあまりに馴れ馴れしすぎる気がした。
「驚かせてしまって、ごめんね」
「…あの、知ってたんですか?私が…」
「いや、君が名前を教えてくれるまでは気付かなかったよ。…すごい偶然があるもんだと思ったけど」
「あ、あの、ごめんなさい。泣いたりして…挨拶もしないで、失礼でした」
「…ああそうか。挨拶もまだしていないんだった」
そんな事すら忘れていた自分に、大地は呆れた。泣いていた彼女のほうが余程冷静だ。
襟元を正して赤城大地ですと言えば、小さな声で藤津川琴子ですと返ってきた。そしてまた下を向かれてしまう。
いよいよ本格的に困ったことになってきたと大地は頭を抱えたい気持ちになった。こんな気持ちはいつぶりだろう。
大地は今まで人間関係で悩んだことはほとんどない。もちろん女の子と話すのに慣れているというわけではないが、仕事にしろそうでないにしろ、大地は今までうまくやってきた。「調子がいいんだよ、大地は」と弟からは嫌みを言われた事があるくらいだ。
けれども、今回は今までのどの状況とも違う。婚約相手と話すのは初めてだし、しかもその相手は弟よりも年の離れたお嬢さんだ。大地から見れば子供としか見れないような年齢の。
子供のようだけれども、子供相手に誤魔化すような言葉は使えない。そんな言葉は彼女には届かない気がした。
(いやいや。ちょっと落ち着け)
話したい事は、ちゃんと考えてきた。きちんと向き合うのだと決めた時から。彼女が自分の婚約者になるかもしれないのだと知った時から。自分にしか出来ないことだ、これは。
大地はこの話は断るつもりでいた。ここに来るまでに決めた事だ。
それなのに、中々言い出せないのは何故なのだろう。まさか、未練があるとでもいうのだろうか。
名前を告げられた時か、それとも「好きになれるわけがない」と顔を覆われた時か、色とりどりのお菓子に目を輝かせている時か。
決めた瞬間に、けれど同時に迷っていた。本当のところは。
「…あーぁ。どうしようもないな」
「……何がですか?」
「せめて少しカッコつけようかと思ったけれど…ダメみたいだ」
「だ、大丈夫ですか!?」
琴子嬢の前でしゃがみこんだ大地に、彼女は慌てて声をかける。それを片手を上げて遮って、大地は彼女の顔を見上げた。琴子は心配そうに大地の顔を見るだけだ。
彼女は笑うだろうか。それとも怒るだろうか。
「琴子さん」
「は、はい!」
何がそうさせるのかは、自分でもわからない。
けれども、あの時出会ったのはやっぱりただの間抜けな笑い話などではないのだ。そう信じたい。
「…僕は、この話はお断りするつもりだった。お互いの為に、それがいいんだと思っていたから」
「…そ、それは」
「でもね」
ああきっと。一雪あたりには大笑いされるんだろうな。まぁ元々面白がっていたけれど。
でも構わない。笑いたきゃ、笑えばいい。
「やっぱり、というか…本当のところ、僕はこのまま話を進めたいと思ってる。…君が、よければ」
しゃがみこんでいたのを立ち上がり、手を差し出す。さすがに座り込んだままは決まりが悪い。
「僕を、選んでもらえますか」
彼女は黙ったままだったし、目も合わせてはくれなかった。
けれども重なった小さな手が強く自分の手を握りしめてくれたので、大地はやっと少し笑えた。
結論。私は赤城大地に夢を見過ぎている。そして色々すっ飛ばしてますねすみません。とりあえず何この痒いの。
当初と全然話が違ってしまって自分で困惑。あれ?なんか大地も凄く好きみたいになってるじゃない?矢印出てるじゃない?
一先ず、出会い編はこれにて終了!\(^o^)/いやー楽しかったです。
続きは…またそのうち。
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無題
そっか、aikaさんにご飯食べさせたら続きが読めるんだね!そうなんだね!
じゃあ週末連休うちに来て?おばちゃんご飯作るから!ね!
…すいません調子に乗りました…ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…
出会い編って書いてあった!書いてあった!
だからつづきもちゃんと読めるって小早川信じてるヽ(・∀・)ノ
じゃあ週末連休うちに来て?おばちゃんご飯作るから!ね!
…すいません調子に乗りました…ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…
出会い編って書いてあった!書いてあった!
だからつづきもちゃんと読めるって小早川信じてるヽ(・∀・)ノ
なんていうか、その…好き。すごく。
赤子が寝ている隙にぼくうみ外伝読みましたー!
大地が、大地が生きてるよ、ここに…!
ベタ展開大好きです! ベタもワンパターンも書き手の力量で「王道」となるのです。さすがaikaさん…。わたしまで大地好きになってしまったらどうしてくれるんですか。ていうか好きだ、こんな人。ユキに似てるけどユキじゃない。ちゃんと兄ちゃんだよ! カッコいいよ! これはもう責任とって続きを絶対に書いて下さい(←勝手なこと言ってる)。
さて、本編を読みに行こう…。
大地が、大地が生きてるよ、ここに…!
ベタ展開大好きです! ベタもワンパターンも書き手の力量で「王道」となるのです。さすがaikaさん…。わたしまで大地好きになってしまったらどうしてくれるんですか。ていうか好きだ、こんな人。ユキに似てるけどユキじゃない。ちゃんと兄ちゃんだよ! カッコいいよ! これはもう責任とって続きを絶対に書いて下さい(←勝手なこと言ってる)。
さて、本編を読みに行こう…。
小早川さま、アサマさまへお返事!
>小早川さま
わあああああああ行きたい、そして食べたい小早川さんのごはん…ごはん…!!
すぐに餌付される自信ある。(自信持つな)
自分でも本当にこんな自分の妄想でヤバイなーと思うのですがとても楽しいです。ここまで勢いでガッと来たので、キャッキャしてるこの後はまたそのうち書けたらと思います。
コメントありがとうございましたvv
>アサマさま
瑛風にありがとうございます!!!!
赤ちゃんお元気ですか?ああきっとかわいいんだろうな…!ニヨニヨ(やめろヘンタイ)
さぁ、アサマさんも大地萌え仲間に!さあ来い!!(笑)いいじゃない!好きになればいいじゃない!!
っていうか、これは完全の私(とゆうきさん)の妄想なので、きっと色んな大地兄さんがいるのだと思います。アサマさんご存知の通り、勝手に妄想するの大得意なので私。はいすみません。
うっかり大地話が楽しかったせいで本編を忘れそうですがそっちもがんばります…。大地の話はまたいつか!!
コメント、ありがとうございました~!!
わあああああああ行きたい、そして食べたい小早川さんのごはん…ごはん…!!
すぐに餌付される自信ある。(自信持つな)
自分でも本当にこんな自分の妄想でヤバイなーと思うのですがとても楽しいです。ここまで勢いでガッと来たので、キャッキャしてるこの後はまたそのうち書けたらと思います。
コメントありがとうございましたvv
>アサマさま
瑛風にありがとうございます!!!!
赤ちゃんお元気ですか?ああきっとかわいいんだろうな…!ニヨニヨ(やめろヘンタイ)
さぁ、アサマさんも大地萌え仲間に!さあ来い!!(笑)いいじゃない!好きになればいいじゃない!!
っていうか、これは完全の私(とゆうきさん)の妄想なので、きっと色んな大地兄さんがいるのだと思います。アサマさんご存知の通り、勝手に妄想するの大得意なので私。はいすみません。
うっかり大地話が楽しかったせいで本編を忘れそうですがそっちもがんばります…。大地の話はまたいつか!!
コメント、ありがとうございました~!!
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世間には隠していますが、漫画やらアニメやらゲームやら声優さんやらが大好きです。チキンハートの隠れヲタ(笑)普段吐けない萌えをここで叫んでおります。
今は、ときメモGS2と中井さんが熱い!!
大プッシュ!!
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