お返事と妄想自堕落日記
いきなり告白しますと、私は最近ゲゲゲの女房じゃない方の人が好きなのです。
でさでさ!今日テレビでゆーきゃんのCM見たの!したらさ!何あれ何あれ!(*ノωノ)キャー
…何だかとてもスイーツwっぽい日記ですみません。
ホントはたいちせんせいの話にしようかと思っていたのですけど、こっちが競り勝ったので頑張ってときめも際限してみようと思う。
…っていっても、あのCMちゅーが印象的すぎてあまり内容を憶えていないのよね…(笑)
シチュとか全然違う(ていうか同じに出来ませんでしたわ)けど大体こんな感じだよという。
でさでさ!今日テレビでゆーきゃんのCM見たの!したらさ!何あれ何あれ!(*ノωノ)キャー
…何だかとてもスイーツwっぽい日記ですみません。
ホントはたいちせんせいの話にしようかと思っていたのですけど、こっちが競り勝ったので頑張ってときめも際限してみようと思う。
…っていっても、あのCMちゅーが印象的すぎてあまり内容を憶えていないのよね…(笑)
シチュとか全然違う(ていうか同じに出来ませんでしたわ)けど大体こんな感じだよという。
「…えーっと、水道費が××円、光熱費が…あー結構かかったな。でも売上げがまぁまぁ伸びてきてるからそこはいいとして…」
数字の羅列がならぶ紙をテーブルいっぱいに置いて、俺は一人ノートとにらめっこをしていた。つまり、この店『珊瑚礁』の収入と支出に関してのもの。本当はパソコンとかで管理するのが合理的なんだろうけど、俺は結局馴染めずにこうして紙に書いていた。…もしかしたらじいちゃんの影響かもしれない。
収入と支出、といってももっぱら注目するのは支出であり、かかってしまった経費から、今後どうやってその支出を抑えるか―もちろん店の質自体は落とすことなく、だ―というのが最重要課題なわけで。
「瑛くん、片づけ終わったよ…あれ?お仕事中だった?」
「見りゃわかるだろ。お父さんは仕事中です。つか、今月のな」
「御苦労さまです。珈琲でも淹れよっか」
「あぁ…。いや、ちょっと待ってろ。後で淹れてやるから」
「はぁい」
じゃあ、待ってると機嫌よく聞こえてきたのは、この珊瑚礁のもう一人の店員で、俺の…まぁ、いいやそんな話は。彼女、あかりは高校の頃から変わらない暢気な声で鼻歌を歌いながらその辺りをがさがさと掃除している。ほんと、昔から変わらずに能天気だ。その能天気さに俺は今までずっと、まぁイラっとすることもあるんだけど、随分救われている事も確かだった。
「瑛くんって本当、お金の計算が好きだねー」
「好きじゃない。店やってるんだから当然だろ?俺をケチな奴みたいに言うな」
「えー?違うの?」
「…オマエな」
「わーうそうそ!怒らないで!冗談だよ、瑛くんはケチなんかじゃなくて、物凄くお金にきっちりしてるだけだよ」
「…なんか誉められた気しないんだけど」
「うん、お店をするんだから、当然だし、大切な事だよね」
「そうだ。だから邪魔するんじゃありません」
「はぁい」
後ろでがさがさ動いてるあかりの方から、再び書き連ねてある数字と睨みあう。あんまり待たせるのは本意じゃないし、俺だってこんな金の計算よりあかりとのんびり珈琲飲む方が楽しいに決まってるから出来るだけ早く終わらせたい。
(えーっと…だから、これはもう少し考えようによっては少なく済むか…)
食材費はケチれないから、削るとしたらやっぱ基本料金かな…とか考えながら色々数字を書きだしてみる。こういうのって結構ややこしいんだよな…数字を動かしたり、足したり引いたり…やっぱパソコン管理が楽かな。
試行錯誤しながらもやっと一つ結論が出そうなところへ、「あーっ!」とあかりの大きな声がそれを遮った。
「ちょっと、瑛くんってばひどい!」
「な…なんだよ、いきなり大きな声出したら驚くだろ!」
「これ!どういうこと!?」
振り向いてみれば、あかりはぷんぷん怒りながら一枚の紙を俺の目の前に差し出した。
それは、広告だった。切り抜きがしてあって、もう用済みのもの。そういえばゴミ箱に捨てるのを忘れてた。
「何だよ、そんなごみ引っ張りだしてきて…」
「ゴミじゃなーーーい!!」
むしろ捨ててなかった事を怒るのかと思ったら、あかりはその切り抜かれた広告を持って憤然と俺を睨みつけるのだった。
「酷いよ!このケーキ屋さんの広告、私が大事に取っておいたのに切り抜いちゃうなんて!」
「だって…何かデザインとか良さげな感じだったからさ。同じものは作らないけど、参考になると思って切り抜いたんだろ?」
「瑛くんが切り抜いちゃったお陰で、私の見たかった部分が見れないじゃない!」
「そんな、怒らなくたっていいだろ」
あかりは、相変わらずむっとした顔のまま、その切り抜かれた広告から俺を覗きこむようにして見ている。
切り抜かれた広告にあかりの顔が埋まってるみたいで…やばい面白い。ていうか、かわいい。
「瑛くんの切り抜いたのは表側でしょ?私は裏面が見たかったの!せっかく私でも作れそうなお菓子が載ってたのに…」
「え?」
「お手本がいるのは瑛くんより、私なんだからねっ」
あかりは、むぅっとほっぺたを膨らませた。…俺もあかりもそれ相応な年になったはずだけど、こいつだけは全然変わんないな。
あの頃、俺が周りから背中向けて孤独ぶってた頃に『珊瑚礁』に来た時から、何にも変わってない。
やっぱり、俺の人魚姫だ。
「?…あれ?瑛くん…?」
「……」
遠くに波の音しかしない部屋に、ちゅ、とリップ音が軽く響く。
「………え?」
「……………あ」
何、やってんだ、俺。
別にキスなんて初めてじゃないし、あかりとは謝らなきゃいけないような仲でもないけれど、それにしたって何やってんだろ。
慌てて、でも、表面上は何事もなかったように呆けているあかりから背を向ける。そうだよ、早く、仕事終わらせないと。
「……えーっと…」
「だから、大人しく待ってろ。もうすぐ終わるから」
「……うん」
何でもないような声で、けれど、久しぶりに頬が熱くなるのがわかった。
(…恥ずかしすぎるだろ…!)
久しぶりに微妙な緊張というか、気まずさの中で珈琲を飲む事になりそうだ。
何時かの、まだ何も伝えられなかった頃みたいに。
え、全然違ぇ…何だよこれは。
瑛さんはお金に関しては小うるさいと思うんですが、とりあえず元ネタにそういう描写は一切ないですよ。
あああ違うの、こんなんじゃないの…!!もっとさーきゅんとくんだよー!!
何で瑛かっていうと、元ネタの方ではおさむさまがキスした後にちょっと戸惑うような表情になるのですが、その辺りからして瑛だなと思いました。琉夏とか違うモン、絶対どや顔すると思うんだぜ。
玉緒先輩も戸惑いそうだけど…案外したり顔するかもな、とか迷ったので瑛。つか、あれ先輩後輩って感じじゃなかったし…。
とりあえずゆーきゃんのCMは素敵だよ!ということでした(何)
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世間には隠していますが、漫画やらアニメやらゲームやら声優さんやらが大好きです。チキンハートの隠れヲタ(笑)普段吐けない萌えをここで叫んでおります。
今は、ときメモGS2と中井さんが熱い!!
大プッシュ!!
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